9月 12、2023
海外へ行く際に気になるのが食品の持ち込みの許可ですよね。特に野菜・果物・お肉は国によって持ち込みが可能なものと禁止されているものが細かく決まっています。
そんな中でシンガポール向けに持ち込みができるようになったものが日本の「肉」なんです。日本への旅行者を増やし、和牛の魅力をシンガポールでもっと広めたいという想いが実り、シンガポールに限りお肉の持ち込みがOKとなっています。
農林水産省の中の組織で動物の輸出入の検査などを行う動物検疫所のサイトにも記載されている通り、日本の牛肉や豚肉などを個人消費用(おみやげ等)に携帯品としてシンガポールに持って行くことができます。
ただし、以下のルールを守ることが条件となっています。
いくつか条件がありますが、重要なのは量が5キロ以下であり、個人消費を目的としたものということです。
持ち込むためには輸出検疫証明書の発行が必要です。
方法は大きく2つあります。
空港では何かとバタバタすることもありますし、混み具合なども分からないので、2の取得済みの商品の購入を動物検疫所でもおすすめしています。
上記の証明書があれば飛行機に乗る際に手荷物、もしくは持ち込み荷物としてシンガポールへ持って行くことが可能です。その際に特別な追加の費用等は掛かりません。(※持ち込み荷物が増えることによる費用は掛かる場合がございます。)
輸出の許可があるお肉屋が少ないことに加え、シンガポール向けの肉の持ち込みが許可されたことということが浸透していないこともあり、輸出検疫証明書が発行できるお肉屋さんはほとんどありません。
GOZZOでは飛騨牛の飼育から販売まで行い、輸出実績も豊富な山武商店さんの飛騨牛を輸出県営証明書付きで販売しております。
新鮮なお肉を真空パックしてお届けしますので、品質も高い状態で持ち込むことが可能です。
輸出検疫証明書を発行済みのお肉を購入した場合、空港でやることはほとんどありません。通常の手荷物、持ち込み荷物と同様に保安検査場などで預けるだけです。手荷物の確認があった際も、証明書を見せれば中身の確認なく通してくれます。
1点、気を付けることは手荷物として持ち込む場合は保冷材の持ち込みができません。
保冷剤は検査官に取り除かれる場合がございますので、到着後も保冷できない場合は持ち込み荷物として預けることをおすすめします。
いかがでしたでしょうか。日本からシンガポールへの和牛の持ち込みは、許可されているにも関わらず、コロナの影響もあり、あまり浸透していません。是非シンガポール向けへのお土産に和牛はいかがでしょうか。